新規開拓プロジェクト

最先端技術に必要な機器の用途から導入までを組み立てる

近年、科学機器・分析機器の販売現場では、製品そのものへの需要がなくなったわけではありません。研究開発、製造プロセス、品質管理、半導体関連分野には、必要とされる機器や技術が確かに存在しています。 ニーズに沿って、弊社専門アドバイザーが機器の提案および測定アドバイスをお手伝いさせて頂きます。 一方で、装置の高度化・高額化により、顧客側の導入判断は以前より慎重になっています。現場に必要性があっても、導入目的、仕様、運用条件、予算根拠が明確にならなければ、発注や稟議には進みにくい時代になっています。

大学、官庁研究所で開発された新技術を世界に向けて配信し、世界に貢献したい。そのようなニーズのお手伝いも弊社は実施させて頂きます。

大学、官庁研究所で開発された新技術を世界に向けて配信し、世界に貢献したい。そのようなニーズのお手伝いも弊社は実施させて頂きます。協業ベンチャー会社と協力して4つのプロジェクトが考案されました。このプロジェクトは世界のあらゆる医療技術をバックアップする世界で唯一の技術です。弊社はこれらのプロジェクトを世界に向けて拡張を目指します。


4つのプロジェクト

  • SPC-1 C-CTC
  • SPC-2 DiaLite
  • SPC-3 FlareView
  • SPC-4 MetaroVision

  • 先制医療の要、炎症炎症の超早期診断
  • 炎症スペクトラムの全域をカバーする新技術
  • あらゆる現場で簡単に診断が可能なキット
  • あらゆる疾患、炎症の始まりを可視化
  • 先制医療を飛躍的に進化させるツール開発

● SPC-1 C-CTC プロジェクト

がん患者の血液中で特異的に検出される細胞塊、CES(Cancer Enucleation Sphere)を発見!

複数種 のCESを発見、核のない癌細胞のコアを中心にロゼット状の白血球が取り囲む構造のtype Cが最も特徴的、CESとCTC(循環腫瘍細胞)は血液中で同時に観測され、特にCES類は治療中に癌細胞が破壊される際に放出される細胞性デブリであると考えられます。癌治療をリアルタイムに評価するための指標として、全ての種類を合わせC-CTCと称しました。従来のCTCマーカーに補完的、且つ新たな癌治療効果の迅速な診断指標として活用が期待されます。

本事業はこのC-CTC診断試薬キットを開発し、全世界のがん治療期間へ実装します。このアイテムは、治療後の"破壊された癌細胞であるC-CTC"を検出できる医療用試薬です。 C-CTC検査は治療後、最短当日~3日、最長1週間以内に治療の効果を定量的に評価することが出来るので患者さんの悪性腫瘍に対して「効かない不必要な治療」を最短で見極め患者さん個別的により効果的な治療法、治療薬へ早期に移行させることができます。患者さんの身体的負担の軽減はもちろんのこと、医師の治療戦略策定と精度向上の大きな助けとなります。さらにこの検査費用は2万USD/テストを実現、リキッドバイオプシー史上初の安価な普及型検査を全ての臨床検査機関に提案します。C-CTC検査による、癌治療サイクルは、患者さん1人あたり1万USD以上の治療費用削減が見込まれ、年間数百万人がこの恩恵を受けることで医療経済とQOLの画面に大きく貢献します。


● SPC-2 DiaLite プロジェクト

慢性疾患を発見し、予防するための新しいアプローチ

現在、糖尿病などの慢性疾患を抱える人は世界で約5億3700万人にのぼると推定されています(IDF,2021)。しかし、従来のPOCT(迅速検査)は大型の装置や安定した電源、そして熟練の医療スタッフを必要とするため、こうした患者さんのうちわずか1割程度しか、十分な検査えお受けられないのが実情です。特に遠隔地や災害時、在宅医療の現場など、本来もっと検査が求められる場所ほど、こうしたインフラや人材の制約により対応が難しくなっています。弊社は、この根本的な課題を解消すべく、指先血を高度に処理する技術(advanced finger‐prick blood processing)を10年掛けて洗練させ、「DiaLiteシステム」という新たな検査キットを開発しました。

本事業により、全世界に波及させることができれば、1回あたり1ドル程度の低コスト検査を実現できる見込みです。これにより、慢性疾患のリスクを抱える多くの人々の経済的負担を軽減し、早期発見と予防を後押しします。私たちはDialiteの取り組みを通じて、こうした手軽で安価な検査方法を世界中に普及させ、SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」の実現につなげたいと考えています。遠隔地や災害下でも使えるDiaLiteは、誰もが必要なときに検査を受け、自分の健康を守れるようになるための大きな一歩になると信じています。


● SPC-3 FlareView プロジェクト

急性期炎症を評価するCRPを組み合わせた次世代プラットフォーム 

炎症は感染症や自己免疫疾患、心疾患、さらには精神疾患にも深くかかわる、極めて重要な生体反応です。世界保健機関(WHO)によれば、敗血症や急性心筋梗塞などの急性炎症は依然として多くの死者と膨大な医療費をもたらしています。一方、軽度から重度まで連続的に捉える「炎症スペクトラム」の考え方は、医療現場で十分に活かされてこなかったため、最初の小さな炎症の火種が見逃され、後に深刻化する例が後を絶ちません。実際に、糖尿病や高血圧などの生活習慣病、自己免疫疾患、そして心理ストレス由来の慢性炎症を含めると、潜在的に炎症リスクを抱える人は全世界で15億人を超えると 推定されます。そのうち2~5割ほどが初期段階の炎症を察知できず、進行後になってようやく受診しているという報告もあります。

ところが、現行の医療ではCRP (C-reactive protein)を用いた「顕在化した急性炎症」の検出が中心で、"超早期ステージ''の炎症を十分に捉えられていないのが現状です。 この"燃え上がる前の炎症を見逃さないため、新たな指標として心理ストレスマーカー・尿中バイオピリン(Urinary Biopyrrins)に注目し、この検査キットの開発に成功しています。

近年の臨床研究では、心理ストレスが誘発する軽度炎症から虚血性心疾患、敗血症に至るまで、バイオピリンが大きく変動する可能性が示唆されています。従来のCRPが"すでに顆在化した急性炎症'に強みを発揮するのに対し、バイオピリンは心理ストレスのような鑑別できない炎症の超早期ステージを捉えられると考えられ、両者を相補的に組み合わせた診断プロトコルを見出せれば、炎症スペクトラムの全域をカバーすることができるようになります。これらの超早期から顕在化ステージの炎症を正確に把握できる体制が整えば、いよいよ炎症のケアが疾病治療の最大の要として真価が発揮され、5億人超の潜在患者へ、より的確な治療と予防策を届け、重症化や慢性化を防ぎ、医療費の削減にも大きく貢献します。

本事業は、見過こされがちな炎症の始まりを可視化し、先制医療を飛躍的に進化させるツールを世界へ発信し、人類が炎症メカニズムを深く理解し、深刻な病態を未然に防ぐ決定的な一歩になると、私たちは確信しています


● SPC-4 MetaroVision プロジェクト

細胞や組織検体の金属成分のマッピング技術

ICP質量分析装置(ICP-MS)は30年以上の歴史があります。多くの測定例として溶液中の金属元素の量、種類を超高感度(pptレベル)で観測が可能であることは良く知られています。この技術は液体以外の固体の観測には適していません。この度、東京大学平田研究室でレーザー励起イオン源を用いて固形物のイオン化技術を応用して、これまで不可能であった、細胞や検体内に含まれる金属元素の同定と金属種の位置情報も得られる世界で唯一の技術として知られています。 弊社はこの技術を国内外の医療機関向けにより小型化したシステム開発を計画したプロジェクトを立ち上げる計画です。

(東京大学地球科学 平田教授提供)

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